せっかくの記念日なら、賞状や熨斗(のし)袋の宛名などをプロに書いてもらいたい!

いきなりですが、「筆耕士」という職業をご存知でしょうか?

筆耕士とは、招待状の宛名や贈り物の熨斗(のし)等のさまざまな文字を、毛筆やペンなどを使って書くことを生業とする人を指します。賞状の美しく整った文字などは、筆耕士によって書かれていることがほとんどです。

 

どうやって、良い筆耕士を探したら良いのか?良く分からない人も多いと思いますので、探し方・選び方のポイントをご紹介いたします。

 

「熨斗(のし)袋」、「封筒の宛名書き」を、少しだけ頼みたい時は?


「筆耕屋さん」(リアル店舗もしくはネット店舗で営業している、筆耕士さんが配属されている会社)か、「スピード筆耕が売りの筆耕業者」がおすすめです!

都心の筆耕業者や、スピード筆耕を売りにしている筆耕業者のなかには、「数枚程度なら、その場で書いてくれる」というところもあります。

※即日仕上げの場合は、割増料金がかかる場合があります。

 

気になる料金について

熨斗袋(祝儀袋など)の場合は、「1行いくら」または「1文字いくら」というところが多いようです。

「赤ちゃんの命名書」をプロに書いてもらいたい!

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お七夜(おしちや)とは、赤ちゃんが誕生してから「7日目の夜」に行うお祝いです。健やかな成長を願って行われる行事になります。

赤ちゃんの名前を「命名書」に書き、お宮参りまで(約1ヶ月)神棚やベビーベッドの枕元などに飾っておきます。赤ちゃん命名書をほんの数日程度だけ飾りたいという場合は、楽天市場などで安くお願いできるところもあります。

今では、「オンライン御朱印」や「Suicaでお賽銭」なんていうものがあるほどオンライン化が進んでいますので、ネットで赤ちゃんの命名書を書いてもらうのもアリかもしれません。

しかし、赤ちゃんにとっては一生に一度の行事です。せっかくなら、プロの筆耕屋さんの美しい文字で命名書を作成してもらうのも良いのではないでしょうか?


命名書の料金について

筆耕業者によって、かなりバラつきがあります。

ですが、高額な業者=ボッタくり業者というわけではありません。額や色紙掛に高級品を使っている為に、料金が高額になっているケースもあります。

賞状や卒業証書などを書いてもらいたい場合

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一番のポイントは「正しい教科書体」で書けるか?という所です。
卒業証書筆耕の時期は、筆耕会社にとって繁忙期です。そういう時期は在宅の筆耕士に仕事の依頼が回ってくる事があります。つまり、経験の浅い人が筆耕作業を担当するケースもあるというわけになります。

個人でやっている筆耕士の場合は、他の筆耕士が代行作業をする事もありません。個人でやっている筆耕士のサンプルを見て、気に入った人に頼むのがベストだと思います。

 

招待状の封筒宛名書き

字の美しさや好みに加え、「追加料金」などの明細が明確なところが良いでしょう。

ブライダル筆耕の場合に変更や追加はつきものですが、それで追加料金が発生してビックリする事も多いそうです。

まとめ

筆耕士を選ぶのが初めて、という方におススメな方法の一つをご紹介します。

 

まずはインターネットで検索し、書体サンプルや料金などで気に入った筆耕士を探してみます。そして、お手軽な筆耕を依頼し実際に実物を見てみましょう。

 

そうやって、お気に入りの筆耕士が見つけておきます。

 

例えば、お葬式などの場合。

そんな時、急にお気に入りの筆耕士を見つけるなど時間的に不可能でしょう。

 

「スピード重視の業者にお願いするしかない。でも料金は高いし書体もなんだか…。」

 

となるよりは、事前に良い筆耕士を見つけておくのも良いかもしれません。